「木を見て森を見ず」広い視野で全体を見渡すことが大切です。しかし同時に木を見る方法も知っておきましょう。例えば、「大型株」「小型株」「バリュー株(割安株)」「グロース株(成長株)」「景気敏感株」「好業績株」「業績回復株」といったカテゴリーがあります。またアメリカの株式市場には11のセクター(業種分類)があり、セクターごとの騰落率を知ることで市場のテーマが分かるようになります。たとえば、今は「エネルギー」と「金融」セクターが買われていて「ヘルスケア」と「情報通信」が売られている、といった具合です。こうしたセクター選別の流れは短期的な場合もあれば、1年以上にわたって続くトレンドになる場合があります。
アメリカ株の11セクター
