外国株

富裕層に おれはなる

ワンピースの主人公・ルフィみたく「富裕層におれはなる」と宣言してみませんか。

できれば「いつか将来」ではなく「西暦20××年に富裕層になる」と期限付きで宣言できるようになりましょう。そうすることで「淡い願望」が「具体的な目標」に置き換わります。

10年で富裕層になるためのメソッド

10年で富裕層入りするためには何が必要かを考えてみました。もちろん15年、20年かけても良いのですが、ここでは”10年あれば大丈夫ですよ” と私は申し上げたいわけです。
下の図をご覧ください。
左の「メソッド1」はスタート時の資金がゼロの場合。真ん中の「メソッド2」は150万円、右の「メソッド3」は500万円スタートの場合です。必要な年間積立額とリターン(年利回り)の数字がそれぞれ異なるのは当然です。あなたはどれに近いですか?
おおむね200万円でスタートして100万円の貯株を10年続け、年利33%程度で運用していけば「富裕層」(1億円)に到達すると覚えておいてください。

時々、「年率30%を超える運用など絶対無理」と信じている人がいますが本当にそうでしょうか。運用額が大きい機関投資家の場合は年率30%はまぐれ級の大ヒットといえますが、運用額が小さい個人投資家にとって30%は現実的な運用目標であると申し上げたいのです。

主要銘柄の過去15年間の株価推移

実際に、日米の人気銘柄に投資した場合、この15年間はどんなパフォーマンスだったかをみてみましょう。

下の図の黄色い枠の一番下にある数字が過去15年間の年平均利回りです。
誰もが知っているような銘柄の多くが年率30%オーバーであると知って驚く人もいますが、これが現実なのです。米国では「アマゾン」「メタ」「テスラ」がそれに該当しますし、「アップル」は26%になっていますが、配当も支払っているためそれ以上の結果をもたらしてくれています。

日本株も健闘しています。「エムスリー」「MonotaRO」「レーザーテック」「ベイカレントコンサルティング」などは充分すぎる運用利益をもたらしてきたことが分かります。

あなたの「富裕層化計画」をつくる

あなたの富裕層化計画を実際につくってみましょう。

金額単位は千円。この書式はダウンロードして実際にお使いいただけます。

初年度のスタート時の投資額を入力したあと、目標年利回りの数字を入力してください。
さらに、年間貯株額(追加投資金額)を入力すれば何年後に幾らの資産になるかをシミュレーションできます。挑戦的な目標、かつ、現実的に可能だと思われれる最高の計画をつくってください。この例は16年後(70歳)に富裕層になる計画になっています。

投資残高が大きくなると、年末の資産合計から一定の割合で出金し、翌年の生活に回すことも可能です。ダウンロード書式ではそれも試算できますので試してみてください。

投資目標を明文化する

シミュレーションしている段階ではああでもない、こうでもないと納得できるまで数字を入れ直していただいて構いません。しかし、どこかの段階で「これでいく!」と決めてください。決めたあとは、目標をFIX(固定)させる必要があります。
次のように投資目標を決意表明的に仕上げてください。それができれば、あとは今年度目標の達成にフォーカスすれば良いのです。

投資目標のサンプル

<2022 私の投資戦略>

年間リターン30%を目標に投資をする。2021年は米国株4,000社中2,471社(6割強)が30%以上の値上がりをしており、日本でも23%の上場企業が30%以上値上がりしている。従って難易度は高くない。

当面の投資対象は1社から3社にしぼり込む。原則は米国株だが、日本株や中国株、新興国株の勉強も継続し、常時ウォッチする10銘柄ほどをスマホで管理する。

GoogleアラートとGoogleChromeの翻訳機能をつかって定期的に情報チェックをするほか、会社四季報を全ページチェックすることとオンライン証券の情報活用にも習熟することでスキルアップをしていきたい。

<2022 投資目標>

年初の投資資産100万円、年内の追加投資100万円を運用して年末には256万円の資産をつくる。Buy & Hold 貯株私の戦略に徹してこの成果を実現する。