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「まずまずの企業を素晴らしい価格で買うよりも、素晴らしい企業をまずまずの価格で買うほうがよい」(ウォーレン・バフェット)

日本には昔から「安物買いの銭失い」という言葉があります。なんでもかんでも安いものが大好きで品質は二の次。そんな値段重視の買物をしていると結局は無駄遣いしているのと一緒になりかねません。

これは日常の買物だけでなく投資についても当てはまる教訓です。それをバフェットさん流の表現でこう言いました。

「まずまずの企業を素晴らしい価格で買うよりも、素晴らしい企業をまずまずの価格で買うほうがよい」

ウォーレンバフェットさんの言葉は教訓に満ちている
だけでなく喩えがわかりやすい

買いたいと思った株がすでに高くなってしまっていた。そんなとき「しまった。あの時すぐに買っておけば半分の値段で買えたのに・・・」と後悔するものです。私が初めてAmazon株を買ったとき600ドルもしました。2年前に「買ってみようかな」と思ったときは300ドルでした。ただ、Amazonのことを調べて気に入っていたのでほかの銘柄に投資しようとは思いませんでしたが、もしAmazonへの思い入れが浅ければ値段を理由に別の銘柄に投資していたかもしれません。

買いたいと思った銘柄はすでに高い

これから成長しそうな素晴らしい会社はその時点で高株価になっていることが多いもの。
時にはPERだってすでに何十倍、あるいは100倍を超えていることもあります。一般的には高すぎて買えない値段ですが、それでも敢然と買い進めることができるのは将来性を高く評価しているから。買うのは企業の株であって、株価の割安さではないからです。投資先が期待通りに業績を伸ばせば、投資家の懸念を吹き飛ばしてくれます。ふりかえってみれば、「あのときがバーゲン価格だった」と分かるのです。